|重要課題|サプライチェーンマネジメント社ずつ計5社を選定し、取引先での改善につながることを目指してサステナビリティ(特にビジネスと人権)に関する意見交換を実施しました。|2030年のありたい姿| 持続可能なサプライチェーンを構築している企業国際認証※1に適合した当社グループ製錬所の割合住友金属鉱山グループ責任ある鉱物調達におけるデュー・ディリジェンスによる適切な調達先※2の割合住友金属鉱山グループ住友金属鉱山グループサステナビリティ調達への取り組み 責任ある鉱物調達に加え、当社グループ全体での持続可能なサプライチェーン構築を目指し、「人権・労働」「コンプライアンス」「品質保証」「環境・地域社会」に配慮した調達活動をステークホルダーと連携して推進する旨を掲げた「住友金属鉱山グループサステナビリティ調達方針」を定めています。調達※4におけるデュー・ディリジェンス実施・結果開示(2026年度末)57%デュー・ディリジェンス実施体制の検討・整備デュー・ディリジェンス実施体制の検討・整備重要課題選出の背景企業グループ内の活動だけでなくサプライチェーンの上流および下流における社会への影響を把握し、そのリスクおよび機会に対応することが求められています。対象範囲100%100%目標(2030年度)2024年度実績 本方針について主要な取引先(サプライヤー)に同意をお願いし、99%の取引先から同意をいただきました。また、同意をいただいた取引先を対象に、持続可能な調達に関する自己評価アンケート(SAQ)への回答を依頼し、98%の取引先から回答をいただきました。 SAQ回答集計の結果、総合評価において5段階のうち上位のS、A、B評価となった取引先の割合は約85%であり、多くの取引先においてサステナビリティに関する取り組みを進めていただいていることを確認しました。またC、D評価となった取引先の中から、事業部門および資材部から1KPIサプライチェーン全体におけるESGデュー・ディリジェンス※3の実施※1 責任ある鉱物調達・生産に関する国際認証(例:JDDS、Copper Mark Criteriaなど) ※2 国際認証取得済みの鉱山・製錬所等※3 ISO20400「持続可能な調達に関するガイダンス(Sustainable Procurement Guidance)」等に従い、気候変動対策、環境保全、人権 (労働安全衛生を含む)、労働慣行、地域コミュニティの発展、企業統治、倫理、腐敗防止等の領域を対象とする※4 モノ・サービスの調達、物流・工事発注等の契約等を含む(鉱物調達は除く)108
元のページ ../index.html#109