統合報告書2025_和文
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3つのコア事業単一の自熔炉における熔解量生産能力45万トン/年で世界トップクラス菱刈鉱山累計産金量272.6トンで日本一 (2025年3月末時点)微粒ニッケル粉0.2マイクロメートルクラスの微細粉末10主要製品金銀鉱、銅精鉱、銅、金、モリブデン等主要製品銅、金、銀、電気ニッケル、電気コバルト、フェロニッケル、パラジウム、化成品等主要製品電池材料、粉体材料、結晶材料、パッケージ材料、石油精製触媒、自動車触媒、潤滑剤等資源事業 300年以上受け継がれてきた鉱山開発・運営の技術や経験を活かし、国内最大の金鉱山である菱刈鉱山でサステナビリティを重視した操業を行っています。海外で権益を保有する鉱山の運営に参画して銅や金などを生産し素材の提供を行うとともに、資源の確保に努めます。また、新たな優良鉱山の権益獲得や開発に取り組んでいます。製錬事業 1590年の銅製錬事業開始から430年以上にわたって様々な金属素材を幅広い産業に安定的に供給し続けています。銅製錬では、世界トップクラスの生産性を誇り、ニッケル製錬ではHPAL(高圧硫酸浸出)法による低品位ニッケル酸化鉱からのニッケル回収を世界で初めて商業ベースで成功させており、このような高度な製錬技術を強みに事業を展開しています。材料事業 電池材料や機能性材料といった自動車やエネルギー、環境、情報通信、家電など幅広い分野に利用される高機能材料の開発・提供を通じて、社会の発展やカーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。

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