統合報告書2025_和文
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監査体制 監査役数は定款で5名以内と定めております。現在、監査役は4名(常勤の監査役2名および非常勤の監査役(社外監査役)2名)で構成されています。当社においては、この監査役の構成は、監査役会の適切な運営を行ううえで取締役会における主な議題決議事項■ 2030年のありたい姿改正■ 各事業の既存・新規プロジェクト関連■ 各方針を含む重要規定等の制定・改定等報告事項■ 政策保有株式の保有状況■ 機関投資家との対話内容■ 従業員エンゲージメントサーベイ結果■ 健康経営関連等討議事項■ 中期経営計画関連■ 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応■ サステナビリティの取り組み状況■ スキル・マトリックスの見直し■ 総合職人事制度改正関連■ 取締役会実効性評価 執行役員でない取締役会長1名および独立社外取締役4名で構成され、取締役、執行役員等の指名や報酬の決定などのコーポレートガバナンス上の重要事項について、社長に対して客観的な立場から助言を行うことを目的として設置しています。※2025年6月26日現在※2025年6月26日現在適切な人数であると判断しています。当社出身の常勤の監査役は、社内の情報を的確かつタイムリーに収集し、これに基づき的確な監査を実施する一方で、独立社外監査役は、様々な専門知識や多角的な視点を生かした監査を実施することとしています。 監査役は、監査役会で決定した監査計画に従い、取締役の職務の執行等を監査しています。常勤の監査役は、監査方針および計画の案を策定し、取締役会等の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、代表取締役等へのヒアリング、事務所、工場、関係会社等への往査を行っています。当社の社外監査役は、常勤の監査役と同様、取締役会等重要な会議等に出席するほか、常勤の監査役と共に往査を行っています。また、監査役が往査した事業所や関係会社についての監査報告書は、代表取締役等にも供覧されています。監査役会における主な議題■監査役監査計画(月次、年度)■監査役監査実績(月次、年度)■取締役会各議題内容確認■事業環境情報■監査役会監査報告書■監査役会実効性分析評価結果ガバナンス委員会社内1名社外4名委員長委員長:石井妙子(社外取締役)人数:5名2024年度開催実績: 5回(指名:1回、報酬:2回、ガバナンスその他:2回)議長社内2名議長:野沢剛志(常任監査役)人数:4名2024年度開催実績:17回社外2名115コーポレートガバナンス社外取締役の役割・機能 社外取締役には、アドバイザリー機能とモニタリング機能の2つを期待しています。 アドバイザリー機能に関しては、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、自らの経験等を背景に当社の従来の考え方や枠組みにとらわれることなく助言および判断いただき、取締役会の意思決定の質が高まることを期待しています。 モニタリング機能に関しては、独立した客観的な立場から、取締役会を通じて経営に対するチェック機能を発揮していただくとともに、ガバナンス委員会の委員として、取締役の指名や報酬等の意思決定に際し助言を行うことを通じて株主をはじめとするステークホルダーに代わって経営陣を監督していただきたいと考えています。監査役・監査役会

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