金インゴットスラグサンドショット銀電気ニッケル硫酸ニッケル買鉱条件が有利な高不純物原料への対応力強化などに取り組みます。 また、リサイクル原料比率増加による電気銅のカーボンフットプリント低減と、精鉱の銅品位低下に対する銅源確保という観点から、2030年の銅二次原料(リサイクル原料:故銅などの銅スクラップおよび銅などを含むスラッジ類等)の処理量の目標として、電気銅生産量46万トン/年に対して、二次原料処理比率30%の14万トン/年を掲げています。*電気銅を生産する電解工程における電流の負荷を表すパラメーター電気コバルト塩化ニッケル酸化スカンジウムフェロニッケル・ショットグリーンサンドクロマイトショット金電気銅MS(ニッケル・コバルト混合硫化物)利用されるリサイクル原料(銅二次原料)(株)日向製錬所当社グループの製錬所と主な製品東予工場硫酸銅ニッケル工場・播磨事業所コーラルベイニッケル社、タガニートHPALニッケル社(株)四阪製錬所粗酸化亜鉛焼鉱66銅製錬:低TC/RC下における取り組み 歴史的低水準なTC/RC下での事業運営を余儀なくされますが、当社の銅事業全体では、低TC/RCの製錬事業への影響は資源事業との連携で一定程度相殺されます。単一炉で世界最大級の生産量を持つ自熔炉や、世界最高レベルの電流密度*で操業する電解プラントを誇る、生産効率の高い東予工場はフル生産を続けており、銅事業サプライチェーンの要であることは変わりません。さらに収益力を高めるために、高効率・低コスト操業を追求するとともに、製錬事業
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