コア技術である粉体合成・表面処理技術、結晶育成・加工技術を活用して、非鉄金属に機能を付加した新材料の研究開発に取り組んでいます。また、同拠点にある数理解析技術部や評価技術部と連携し、効率的な材料探索や機能発現のメカニズム解明も推進し、新事業創出を狙える新材料の研究開発を進めています。 コンピュータシミュレーションなどを活用したエンジニアリング支援、AIやデータ解析による生産管理支援技術の開発、マテリアルズインフォマティクスなどによる材料設計支援に取り組んでいます。 当社唯一の資源・製錬技術の研究開発を行う研究所として、既存選鉱技術や製錬プロセスの改良、サステナブルな社会の実現に資する電池リサイクルや水素による金属還元法等の新製錬プロセス開発に取り組んでいます。 当社の研究開発部門を統括し、技術戦略・研究開発戦略の立案および新規研究開発テーマの発掘などの全社研究開発を推進するとともに、事業部門が行う研究開発を支援しています。 研究開発に関する特許の監視と特許情報の解析による開発支援、開発成果の特許網構築支援、技術契約締結に関する助言など、知的財産権に関する支援を行っています。 二次電池用正極材や、生産プロセスの研究開発を行う研究所。主力製品の改良強化により、既存顧客におけるシェアアップを図っています。また、新たなニッケル系のリチウムイオン電池正極材料の事業化、次世代電池材料についての基礎研究や電池評価技術の確立等にも取り組み、電池材料に関する研究開発を幅広く進めています。 基盤技術である評価解析技術を活用し、研究開発・事業部門における課題解決を行うとともに、新規分析方法の開発および導入を継続しています。当社評価部門のQCDS(品質、コスト、納期、サービス)向上の指導・推進も担っています。 新規機能を発現する粉体材料や革新的な粉体合成技術に関する基礎研究に取り組んでいます。また、最新の高度な物理解析装置を有する評価技術部と連携し、効率的な材料開発を行っています。エネルギー・GX推進部 当社グループのエネルギー管理を統括し、カーボンニュートラル実現に向けた全社方針、目標、計画の立案および重要課題への取り組みを推進しています。研究開発体制粉体材料・電池材料・触媒材料の開発76市川研究センター技術本部の4つの研究所/センターおよび5つの部が連携し、既存事業の強化・発展・競争力の向上および新規事業の開拓・育成に関する研究開発を推進しています。研究開発新居浜研究所資源・製錬技術の開発技術企画部電池研究所電池材料の開発知的財産部研究開発拠点数理解析技術部材料研究所新材料の研究開発評価技術部資源製錬材料
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