統合報告書2025_和文
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2001年車載用電池向け正極材の生産を開始2002年本業回帰企業再生計画のあとを受け、2002年度からは事業の選択と集中をさらに進めることにより、当社グループの事業構造改革とコスト構造改革を進め、厳しい経営環境のもとでも国際競争に耐えることができる強靭な企業体質を築き、収益力の向上を図りました。2004年第二電解操業開始新貴金属精製プラント(PMEX)操業開始2005年コーラルベイニッケル生産開始コーラルベイニッケル、タガニートHPALニッケルは、HPAL法と呼ばれる、これまで回収が難しいとされていた低品位ニッケル酸化鉱からニッケルを回収する技術を利用しています。この技術は 当社グループが、世界に先駆け商業ベースでの実用化を行いました。ニッケル資源の有効活用と自社調達に寄与するとともに、事業拠点であるフィリピンでの社会貢献活動なども行っています。2006年 ポゴ金鉱山生産を開始2006年セロ・ベルデ銅鉱山生産を開始2004年成長戦略の推進大型プロジェクトの推進による「成長戦略」に大きく舵を切り、コアビジネスの拡充・強化に向け、成長分野に経営資源を集中しました。2013年タガニートHPALニッケル生産開始2010年資源・製錬・材料の3コア事業へ「資源・製錬・材料」の3コア事業へビジネスモデルを転換。企業価値向上・競争力強化に向けた「成長戦略」を継続的に遂行しています。2008年「2020年のありたい姿」を策定2015年シエラゴルダ銅鉱山生産を開始2014年住鉱エナジーマテリアル(株)を設立、電池材料(正極材)の増産を決定、SAWフィルター向けLT/LNの増産を決定2015年「2020年のありたい姿」を見直し2016年電気銅生産量45万トン/年達成 (45万1,472トン)2016年モレンシー銅鉱山の権益追加取得2016年リードフレーム事業からの撤退を決定経営資源を成長が見込まれる電池材料などの 拡大・強化に振り向けました。ニッケル製錬銅製錬金鉱山海外銅鉱山材料経営・サステナビリティ20007価値創造のあゆみ

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