善の進展と職場環境の整備労働安全方針重篤災害の撲滅に向けて1. 設備の本質安全化を意識した改善の推進2.安全管理力のレベルアップ3.安全行動がとれる人づくり2024年の取り組み結果 2024年の国内グループ社員災害は目標を超えて、全災害22件、うち重篤災害(休業50日以上)が3件発生しました。全災害のうち9件が休業災害であり、かつ内7件の罹災者は作業経験年数が浅い社員でした。国内の協力会社の全災害件数も目標を超えて7件発生しました。一方、海外事業場では無災害を達成し、全災害件数目標を達成しました。2025年アクションプラン(重点方策)1. 設備の本質安全化と協業型設備の導入などの設備改 災害発生の背景要因としては「リスクの高い設備の本質安全化など設備改善の遅れ」「管理監督者の作業実態の認知不足による危険な作業の放置」「作業者のヒューマンエラー」による基本安全行動・ルールの不徹底が見られました。 2024年の施策として、重篤災害に繋がる自動運転設備への応急安全対策の徹底と恒久対策促進など本質安全化設備投資・改善を促進しました。また、管理監督者の現場管理力の向上を目的として2023年に実施した管理職位者への安全管理者選任時研修のフォローアップを実施すると共に、従業員の危険感受性をさらに高めるためのVR機器を用いた体感訓練を実施しました。また、安全巡視などを通じて各職場に手順の充実や教育などルール順守をはじめ、安全確保につながる行動の実施を指導しました。化推進類似災害の防止 1) 自動運転機械総点検の残件対策と設備の本質安全 2) 重機災害の安全対策 3) 協業型設備導入によるリスク低減・解消 4) エイジフレンドリーな職場への転換(3S含む)2. 安全管理力(体制・能力・設備)のレベルアップ 1) 管理監督者・安全衛生スタッフの力量の向上・実践 2) 作業観察や実践的RAなど3現主義にもとづくによる 3) 管理(監視)支援機器の活用3. 安全行動がとれる人づくり 1) 危険体感教育の効果的な活用 2) 安全道場教育内容展開による不安全行動の撲滅 3) 安全体力機能の維持改善2030年目標0件重篤災害件数(休業50日以上)(安全統計対象事業場(協力会社含む))KPIと実績2024年実績3件95労働安全労働安全衛生
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