統合報告書2025_和文
97/160

部による現地でのチェック内容の確認2024年の取り組み結果 2024年は第3管理区分作業場数と業務上疾病者の発生はゼロを達成するとともに、第2管理区分作業場数も前年から削減し目標を達成しました。 2024年の施策として第3管理区分作業場数ゼロを目標とした設備改善と、第2管理区分作業場数ゼロを目指した計画的な作業環境の改善を進めました。当該作業場の集中している別子地区を中心に事業部門の安全衛生担当者と安全環境部員が巡視を実施し、事業場の作業環境改善および維持管理について指導や進■のフォローを行いま1. 作業環境の計画どおりの改善とその後の維持 1) 改善投資計画の進■確認 2) 作業場要員のレベルアップ 3) 関係部門連携による管理強化・指導 4) 騒音個人暴露時間の短縮2. 新しい化学物質規制への対応状況の確認とリスクアセ労働衛生方針作業環境改善・疾病予防対策による快適な職場環境の確保2025年の労働衛生計画 2025年は、改善が必要な作業場が集中している別子地区の安全環境センターおよび事業部門の安全衛生担当者とより強く連携し、巡視や改善技術の共有化を通じて作業環境の改善および維持管理を強化し、快適な作業環境を実現していきます。した。引き続き設備の改善と管理面の強化に取り組み、最終的には第3、第2管理区分作業場数ともゼロを目標として業務上疾病リスクのない快適な職場を目指します。 また、2022年5月の労働安全衛生法の一部改正により、化学物質の管理が個別規制から自律的管理へと大きく転換されたことから、当社グループ事業場においても、自らリスクアセスメントを行い、ばく露の防止や低減などの自主的な取り組みを進めました。スメント手法適用による確実な法規制の順守 1) セルフチェックリストによる再確認と部門・安全環境 2) リスクアセスメント手法の改善リスクアセスメント 当社グループでは、化学物質、作業またはその組み合わせによって災害や健康被害が生じる恐れがある危険源に対してリスクアセスメント(危険性または有害性の調査)を積極的に活用して危険性を評価し、適切な対策を行っています。またリスクアセスメントや作業環境改善の状況について、安全衛生委員会にて報告を行い、評価し、従業員へ周知するなど、安全衛生レベルの向上に努めています。2030年目標0作業場健康リスクのある作業場数(安全統計対象事業場(国内のみ))KPIと実績2024年実績2作業場96労働衛生労働安全衛生

元のページ  ../index.html#97

このブックを見る