「2030年のありたい姿」を実現するため、絶えず変化し続ける市場環境に適応し、持続可能な成長を遂げる企業へと進化していく必要があると考えています。その重要な鍵を握るのが、継続的に「挑戦」・「変革」・「成長」ができる企業風土を実現することです。この実現のためには、社員一人ひとりの職務と職責に見合った報酬を実現し、一人ひとりの可能性を最大限に引き出していくことが重要と考えています。
具現化の一歩として、2023年7月に総合職人事制度を改正し職務等級制度を導入しました。職務価値を「仕事の責任」「難易度」「影響」等の大きさで決定し、年齢・勤続年数に囚われず、職務・職責と報酬との整合性を高めることで活躍の機会を提供し、総合職全体の意欲を向上させることとしました。また、制度改正に伴い、管理職社員の定年を延長し、シニア社員(65歳を超える社員)の制度も整備しました。さらに、総合職人事制度の目的をより達成するため、キャリアチャレンジ制度(社内公募制度)を2023年12月に導入しています。